読者諸君へ。私の名前は、エルシャール・レイトン。
あるときは、考古学者。あるときは、不思議研究家。
世の中のナゾに厳しく、女性に優しい。英国紳士です。
突然ですが、皆さんにナゾを解いてもらいたい。
これは、とある日本の友人から聞いた、「女性のナゾ」である。
サチコという女がいた。
イケメンとの合コンで年齢を聞かれた彼女は、
<私に脈あり>と思い、目を輝かせて答えた。
「私? 二十二歳よ。」
すると、隣りにいたヨーコがすかさず口を挟んだ。
「あら、サチコは二十三歳よ。」
男はサチコがサバを読んだと思い、彼女を軽蔑の眼差しで見つめながら、
口説くのをやめてしまった。
悲劇である。なぜ、悲劇かって?
実は、サチコはサバを読んでいたわけではなかった。
かと言って、ヨーコがサチコの足を引っ張ろうと、
嘘をついたわけでもなかった。
話したことは、双方とも、偽りのない真実だったからである
。
読者諸君、このナゾが解けるだろうか?
断っておくが、年齢を数えで考えたからではない。
二人が酔っ払って、勘違いしたわけでもない。
こんなナゾトキがたくさんつまっているゲームソフト。
「レイトン教授と不思議な町」を
皆さんも楽しんでみてはいかがでしょう。