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『週刊ファミ通』新作ゲームクロスレビュー

殿堂入りプラチナ/「週刊ファミ通」2018年8月16日号(8月2日発売)の新作ゲームクロスレビューにてプラチナ殿堂入り

『レイトン ミステリージャーニー
カトリーエイルと大富豪の陰謀 DX』
プラチナ殿堂入り!!

  • グラフィックの解像度を上げた単なる移植ではなく、スイッチの各種機能や操作に合わせて、全面的に作り直されているところが好印象。大画面でのアニメーションは見応えがあるし、カトリーたちがくり広げるナゾトキ大冒険は相変わらずおもしろい。物語の内容は3DS版やスマホ版と同じですが、新作ナゾトキの追加や、玩具との連動によるお楽しみ要素があるのも、レベルファイブっぽくていいね。

  • 高画質になったグラフィックは、TVモードでもばっちりキレイ。みんなでいっしょにナゾトキに挑むという遊びかたも盛り上がっていいね。玩具の“ナゾトキチャーム”との連動で衣装が入手できるという、女子が楽しめる要素もツボを押さえています。物語自体はオリジナル版から変化はないけど、50問以上が新規のナゾになり、ストーリー中に登場するナゾにも新規のものが混ぜられているのは○。

  • カトリーごっこを満喫できる作品性にウキウキ。ナゾトキ探偵気分が味わえるのはもちろん、着せ替えや部屋の模様替えなどで、彼女のチャーミングな側面にも踏み込めます。別売りの玩具“ナゾトキチャーム”は、大人の女性の物欲も刺激するデザインで、そのモチーフが反映された衣装がゲーム中で手に入る仕組みもステキ。コミカルなお話が痛快で、ストーリー部分の追加要素もあればベストでした。

  • サスペンスではなく、コージーミステリー寄りの物語が、テンポよく挿入されるナゾトキとともに、心地よいプレイ感を演出。スイッチ用に描き直されたグラフィックも雰囲気あります。50着以上追加された、カトリーの服もキュート。チャーム連動も乙女心をくすぐる。テレビ画面を使いみんなでナゾを解くのがいい感じだからこそ、選択肢系はJoy-Conの“おすそわけプレイ”に対応してればとも。

人物イラスト:荒井清和